赤ちゃんの便秘で心配な方へconstipation
はじめに
赤ちゃんの便秘について「何日も出ていない」「いきんでいるけど苦しそう」「硬い便が出た」など不安になるお母さんお父さんも多いのではないでしょうか。赤ちゃんの排便パターンは大人と比べて大きく異なり、月齢によっても大きく変わります。そのため、赤ちゃんが便秘かどうかを判断するには単に「出ていない日数」だけで判断するのではなく、機嫌よく過ごしているのか、体重は増えているのか、お腹は張っていないのかなど赤ちゃんの様子全体を見て総合的な観点から判断する必要があります。赤ちゃんの便秘について、不安なことがあればいつでも当院へご相談ください。
赤ちゃんの排便リズムは成長で大きく変わります
赤ちゃんのうんちの回数は月齢によって大きく異なり、個人差も非常に大きいのが特徴です。「1日に何回が正常か」と悩むお母さんお父さんも多いですが実は決まった回数はなくそれぞれ異なります。

新生児期(生後0~1ヵ月):排便の準備期
生まれたばかりの赤ちゃんはお母さんのお腹の中に溜まっていた黒緑色の「胎便」を排泄することから始まります。その後、母乳やミルクを飲むようになると便は徐々に黄色くなっていきます。この時期の赤ちゃんは、1日に5~10回便をすることも珍しくありません。
生後1~3ヵ月:排便パターンが確立する時期
1日に数回便をする赤ちゃんもいれば、2~3日に1回の赤ちゃんもいます。特に、母乳栄養の赤ちゃんの中には7~10日に1回という赤ちゃんもいます。
生後4ヵ月以降:個性が出始める時期
月齢が進むにつれて赤ちゃんによって排便パターンの差がより大きくなります。1日数回の赤ちゃんもいれば、3~4日に1回の赤ちゃんもいます。
栄養方法による排便パターンの違い
完全母乳栄養の赤ちゃん
母乳は赤ちゃんの消化管でとても効率よく吸収されるため、便として残る量が思ったよりも少なくなります。比較的少量ずつ頻回にでるタイプの赤ちゃんが多い印象です。便の頻度がすくなめな場合には、体重増加の程度とあわせて母乳の量が適切であるかどうかについても検討する必要があります。ご機嫌がよくて体重もしっかり増えているのであれば心配いりません。むしろ、赤ちゃんの消化機能がしっかりと働いている証拠です。
ミルク栄養の赤ちゃん
ミルクを飲む赤ちゃんは母乳の赤ちゃんに比べて便の回数が少なめな傾向があります。また、便の固さもしっかりとした硬さになることが多いです。母乳との便の違いはミルクの成分によるもので問題のない正常な現象ですのでご安心ください。

混合栄養の赤ちゃん
母乳とミルクの割合により栄養バランスが変わることで、赤ちゃんの消化リズムにも変化が表れるため、赤ちゃんの排便パターンが日によって変わることがあります。
自宅でできる対処法
綿棒刺激
1日以上排便が見られないとき、肛門部分を綿棒で刺激することもあります。綿棒刺激を行う場合には、肛門粘膜を傷つけないよう注意が必要です。ワセリンを少量つけた綿棒を優しく肛門に当て、円を描くようにゆっくり動かします。
マッサージ
赤ちゃんのお腹を優しくマッサージすることで、腸の動きを助けることができます。時計回りに円を描くようにマッサージ【「の」の字マッサージ】すると効果的です。
抱き上げや足の運動
赤ちゃんを抱き上げたり足を動かしたりすることで、腸の運動を促すことができます。
よくあるFAQ
当院でできること
赤ちゃんの便秘について「何日も出ていない」「いきんでいるけど苦しそう」「硬い便が出た」など気になることがあればお気軽に当院へご来院ください。便秘になっている背景に何か別の病気が隠れていないかを見極めることが大切です。また、日々の食事が原因となっている場合は、水分や食物繊維をしっかりと摂るメニューへの見直しを行います。このように、便秘の要因は赤ちゃんによってさまざまです。そのため当院では、経過を注意深く見守りながら一人ひとりの状態に最も適したアプローチを検討します。赤ちゃんとお母さんお父さんの負担をできる限り減らせるような治療を心がけております。にじいろ子どもクリニックは新百合ヶ丘駅直結で場所も分かりやすいので、お気軽にご相談ください。
